アニマルコミュニケーター 小西隆子さん
受講前の私は、愛犬とうまくいかず、喧嘩ばかりの日々でした。
「もう手放したほうがいいのかもしれない」
そんな考えが頭をよぎるほど、心も体もいっぱいいっぱいだったと思います。
それでも本当は、もう一度ちゃんと向き合って、仲良くなりたい。
その想いから、アニマルコミュニケーション講座を受講しました。
実際につながってみると、愛犬が伝えてきたのは文句ではなく、まっすぐで純粋な愛情と想いでした。
そのメッセージが胸に深く刺さり、涙が止まらなかったのを今でも覚えています。
同時に気づいたのは、「私自身が、限界まで疲れていた」ということ。一番そばにいた愛犬は、私の心を映す“鏡”だったのです。
私の在り方が変わると、不思議なほど愛犬も穏やかに変化し、
今ではこれまでで一番ラブラブな関係になりました。
さらに、亡くなった先住犬とも心でつながることができ、
長年胸に残っていた後悔が、やさしく癒されていきました。
その後、再受講を経て、アニマルコミュニケーションは
「感動体験」から「日常の対話」へと変わっていきました。
今では、愛犬ヘンリーが「聞いてほしいことがある時」、私の目をじっと見て合図をしてきます。その瞬間、私も意識を集中して話を聞きます。
ご飯のトッピングの希望や、体が痒いことなど、ちゃんと理由があることが分かるようになりました。
以前は、体調が悪くて吐いてしまうたびに私が怒り、それに対して吠え返され、1週間近く口をきかない…そんなことが月に何度もありました。
でも、理由を聞いてみると「気持ちが悪くて食べられなかった」「シートまで間に合わなかった」ただそれだけだったのです。
それが分かってから、大きな喧嘩は一切なくなりました。
言葉で丁寧に伝えると、私の話も驚くほど理解してくれるようになりました。
トイレのタイミングや、触れ方ひとつでも、こちらの意図をちゃんと受け取ってくれるようになったのです。
また、不思議なことに、よそのワンちゃんや猫ちゃん、ペットショップの子たちまで寄ってきて、自然とお話ししてくれるようになりました。
なぜか人間の赤ちゃんや子どもにも、よく懐かれます。
何より、ヘンリーとの絆が以前とは比べものにならないほど深まりました。
「自分の言っていることを分かってもらえる」その安心感が、彼の表情や態度からはっきり伝わってきます。
アニマルコミュニケーションは、動物と話す技術以上に、愛と信頼で向き合う在り方を教えてくれた学びでした。
この講座に出会えたことを、心から感謝しています。